アクサルタ、2030 年に向けた新たなサステナビリティ⽬標を発表
2040 年までにカーボンニュートラル達成を設定
⽶国、ペンシルベニア州グレンミルズ - 液体・粉体塗料の世界トップサプライヤー、アクサルタコーティングシステムズ社(NYSE:AXTA)は、温室効果ガス Scope 1 および 2 の排出量を 2030 年までに50% 削減すると発表しました。さらに、2040 年までに全拠点でカーボンニュートラルの達成を⽬指します。これは、国連の気候変動の国際的な枠組みである「パリ協定」が設定した期限より 10 年早いタイミングとなります。さらに、2030 年に向けて、10 項⽬の新たなサステナビリティコミットメントを設定しました。
この中で特に重要なのが、アクサルタの新たな製品開発の 80% が、サステナビリティに貢献するメリットを⽣み出すという⽬標です。アクサルタCEO のロバート・ブライアンは次のように述べています。「弊社は、技術、イノベーション、そして何よりも⼈とのつながりを重視し、持続可能な未来に向けた取り組みを⾏っていきます。私たちは新たな⽬標として、2040 年までのカーボンニュートラル達成を設定しました。地球、パートナー企業、弊社事業の⻑期的な健全性を確保することが、業界の模範となり、お客様にとって魅⼒的な企業であり続けることにつながると信じています。」
以上の⽬標の策定にあたり、アクサルタは、顧客、サプライヤー、投資家、役員、コミュニティや地⽅政府のリーダー、会社幹部など、社内外のステークホルダーと包括的な環境・社会・ガバナンス(ESG)重要性評価を実施しました。
さらに、国連の「持続可能な開発⽬標(SDGs)」に沿って、アクサルタは ESG の枠組みを策定しました。この枠組みを⽀えるのが以下の 3 本の重要な柱です。
• プラネットソリューション: 1つ⽬の柱は、よりサステナブルな地球の未来に着⽬しています。弊社の環境パフォーマンスを改善し、事業活動による環境への負荷を全世界で軽減する⼀連の⽬標が設定されています。⼆酸化炭素削減⽬標のほか、アクサルタは VOC (揮発性有機化合物)と産業廃棄物の排出量、事業での⽔使⽤量を 2030 年までに 10% 削減すべく取り組んでいきます。
• ビジネスソリューション: 第2の柱では、アクサルタが提供する製品、サービス、技術によって、お客様の最終製品の設計や製造をサポートし、お客様⾃⾝のサステナビリティ構想や⽬標達成を促進したいと考えています。アクサルタは 2030 年までに、新たに開発する技術やイノベーションの 80%がサステナビリティに貢献するメリットを⽣み出すことを⽬指します。そして、こうしたサステナビリティに貢献するメリットを⽣み出す製品、サービス、ツールの売上⾼を 20% 以上増加させることを⽬指します。
• ピープルソリューション: アクサルタの企業⽂化には、「包括性」、「誠実性」、「安全性」、「社員の関与」が根付いています。この第3の柱はこうした⽂化を基礎として、社員全員が活躍できる事業継続と報道関係各位アクサルタ コーティング システムズ合同会社環境保護を⽬標としています。アクサルタは、2030年までにグローバルで管理職に占める⼥性の割合を30%以上にすることを⽬標に、より多様で包括的な環境づくりに取り組んでいます。
アクサルタは、以前から推進中の「ブライトフューチャープログラム」を通じて、STEM教育や職業訓練奨学⾦などを提供し、地域社会に対する⽀援を継続していきます。
ブライアンは以下のように付け加えています。「アクサルタが⽬指すのは、地球、事業、⼈々のためのソリューションを⽣み出すことあり、戦略的な視点、お客様とのパートナーシップ、社員の関与など、幅広い視点からの経営が実現します。社員の皆さん、お客様、サプライヤー各社、世界各地の関係者の皆さまと連携して、よりサステナブルな未来への道筋を切り開き、実現することを楽しみにしています。」
アクサルタの 2030 年サステナビリティ⽬標の⼀覧は、Sustainability でご覧いただけます。